夜って自分と向き合える気がするんです
夜ってなんとなく自分と向き合える気がするんですよね
特に冬の夜はその傾向が強い気がします
冬の夜って気温が下がるから遠くの音がよく聞こえるようになるんですよ
なので普段昼間は聞こえない音、僕の家だと電車の音なんですけどそれが聞こえたりしてなんかいい感じがするんです笑
静かな夜に遠くからガタンゴトンって聞こえるの、いいと思いません?笑
そこに夜の暗さとかが合わさるので程よく外界から遮断されてるような気持ちになって、自分と向き合うことができるのかなぁって思いますね
自分と向き合えるから新書の世間に啓蒙するタイプの本とか読むと、普通に読む時より深く考えられるんです
しかも程よく雑念を捨てられたりして、僕にとっては貴重な時間なんですよね
ただ、それでいつの間にか2時とか3時になったりして次の日...というかもうその日になってるんですけど、響いたりするので程々にしないといけないのが少し寂しくもあります
ここで突然なんですけど、最近読んだ本でオススメなのを紹介していいですか?てかさせてください笑
尾道茶寮 夜咄堂 おすすめは、お抹茶セット五百円(つくも神付き) (宝島社文庫)
- 作者: 加藤泰幸
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2016/10/06
- メディア: 文庫
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この本なんですけどご存知ですかね
元々ネット小説だった話を文庫本として販売したものなんです
軽くストーリーを紹介しますね
尾道に1人の男子大学生が住んでいて、その人の父親は茶寮を営んでいたんです
なんで過去形かというと、彼の父親は雨の日に坂道で転んでしまいまして、打ちどころが悪かったのか亡くなってしまったんです
なので、茶寮をこれからどうしようかなぁと思いながら、父親の遺品整理のために父親の茶寮「夜咄堂」に行くんです
そしたらあら不思議、茶道具の付喪神2人が茶寮に居たんです
そしてその付喪神達はただの付喪神ではなくて、不思議な力を持っていて、その力は人を前向きにする力があるんです
ただ、発動条件がありまして茶道を通してしか使えないんです
だけど主人公はまったく茶道には興味がなくて、茶寮の存続の危機に直面してるんですね
さて、それを知った付喪神は主人公をどう茶道の世界に引き込むのか、その引き込む様子と、引き込んだ後は主人公と付喪神は問題などを解決していくんですけど、そのシリアスだけど少しほっこりするような話の展開は読んでいて楽しかったですね
あと、筆者の加藤泰幸さんは元々茶道をやってらしたみたいで、各話ごとにその話のメインの茶道具についてトピックのような感じで教えてくださって、とても勉強になります
軽くと言って長々と書いてしまいました笑
今回はこの辺にて終わりにしようかな
ここまで読んでくださってありがとうございました
水原怜斗でした
またね